私は何も考えない

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「Re:ゼロから始める異世界生活」を観て、ふと思った

2016年春季~夏季と何かと話題を呼んだTVアニメ「Re:ゼロから始める異世界生活」(以下、リゼロ)であるが、いよいよ次回が最終回である。

中盤辺りからウザさ満開の主人公、スバルも、ここへ来てやっと主人公たる活躍を見せてくれている。まだ色々と謎を残していそうだが(ロズワールが何をやっていたのか、とかね)、それらが最終回で回収されることを期待する。

ところで、この物語の中心には、スバルの「死に戻り」の能力があるわけだが、これは、とてつもない能力なのだ、と思う。いや勿論、時間移動自体がとてつもない能力なわけだが、そういう意味ではなく。

この辺の考察はいくらでもありそうだが、それはまあ置いておいて、「死に戻り」能力は、時間移動のカテゴリに入れられると思うのだが、そう考えると奇妙な点がある。

スバルは、死ぬと、「死に戻り」の能力によって時間が過去のある時点に巻き戻される。リゼロの世界では、このとき、スバルが存在していた世界の全ての存在の時間が過去に巻き戻される。つまり、スバルの死は、スバルが存在していた世界全体の時間を巻き戻す。それ故、スバルは、「死に戻り」により学習することで、周囲の人達を救うことができる。これは、このリゼロの世界の時間軸が1本であることを意味している。

そうでない場合、すなわち、リゼロの世界の時間軸が所謂パラレルワールドであり、「死に戻り」したスバルが別の可能性の時間軸に移動したとも考えることもできる。

しかしこの場合、スバルが死んだ後の世界は、死屍累々、スバルは誰も助けられなかったことになる。いや、それに留まらず、スバルは「死に戻り」により同じ人物を何回も死に追いやってしまうことになる。つまり、スバルは、誰も助けられなかった世界を何度も繰り返すわけだ。

スバルは、「死に戻り」で経験した全ての出来事を記憶しているわけだから、これはかなりキツいのではないかと(こういう鬱結末もアリかもしれないが、私は期待していない)。

だから、物語的には(鬱結末を避けるならば)、リゼロの世界の時間軸が1本で、スバルの死は、世界全体の時間を巻き戻す、でなくてはいけないと考える。

リゼロの世界では、スバルの「死に戻り」の能力が有効である限り、スバルが死んだ以降の時間は、存在しないということだ。(9/16追記)

換言すれは、この場合、リゼロの世界はスバル1人の命に掛かっているわけで、スバルの「死に戻り」能力は、リゼロ世界の最も強力な能力ではないかと思うわけだ。

「死に戻り」の能力を持った人物が複数、リゼロの世界に存在する場合どうなるか、というのも気になるが、これは時間があったらということで。

なんだかまとまりがないが、もう眠いのでこれで。

 

 

 

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