私は何も考えない

人生詰んでるオヤジが、どうでもいいこと、いい加減なこと、つまらないこと、くだらないこと…を書き連ねるブログです。

艦これアニメって…

艦隊これくしょん、通称「艦これ」を始めてから早2年を経過しようとしてる。

横須賀鎮守府だけど、ゆっくりのペースなのでまだ司令官Lv95だし、ケッコンカッコカリも1隻だけだ。

だが、やはりそれなりに面白いので続けていて、でもって、アニメの方も当然のように観ていたりするのだ。

アニメ版艦これは、作画よし、動きよし、声よし、で、(多少納得できない話もあったが)わりと良い出来ではないかと思っていた(いや、今でも良いアニメだと思っているけれど)。戦闘シーンとかも意外な迫力だしね。

アニメ版艦これは、先日第9話を迎え、鎮守府がえらいことになって、ああ、終盤なんだな、と感じたりする。

で、9話を観て、特に9話で大和を曳航する場面を観て、そして9話で夕立が改二になる場面を観て、「このアニメは変だ」という確信を持つに至った。

艦これアニメは、とんでもないカオスアニメなのだ、と自分の中で結論。

元々のゲームの方にしても、軍艦が美少女に擬人化されセリフまで喋ってしまうという、冷静に考えるととんでもないシロモノなのだが、アニメ版は、さらに艦娘たちが実際に動きまわり艦娘同士で交流し、風呂に入り食事をし、そして戦闘もして、というワケ分からなさだ。

それでも、最初のうちは、まぁストライク・ウィッチーズみたいなものかな、艤装はストライカーユニットと機銃に置き換えればよいし、艤装の装着シーンも、同じくストライカーユニットの装着シーンと似たものだ、などと考えることで、何とか自分の中で折り合いを付けることができたのだ。他にも、長門はミーナ中佐+坂本少佐かな、吹雪は宮藤(陰獣属性ないけど)、睦月はリーネちゃんかな(胸ないけど)、とかね。

それでも、空母が放った矢が戦闘機に変化して、しかも妖精さんが操縦しているとか(そもそも妖精さんって、あれは何?)、十分変だろ、とは思っていた。

それが、9話で、吹雪が大和を艀に乗せて曳航しようとしても重くて動かないシーン、あれはどういうことなのか。重いのは大和本人(本体)か、それとも艀に艤装が積みこんであったので、その重みで動かなかったのか。大和本人がそこまで重い、というのも変な話で、見た目のサイズは他の艦娘とさほど変わらないのに、水上で引いて動かないのはどういうわけか。そして、沖合で敵戦闘機を撃墜する際に装備した艤装は、どこから取り出したのか、とか。また、一見わりと華奢に見える大和は、あれだけ重そうな艤装をしても、普通に歩いていた、とか。

そして、夕立の改二への改修で工廠に入るわけだけれど、後から吹雪たちが工廠に様子を見に行った時は、工廠からやたらとインダストリアルな音が響いていた。果たして工廠では何が起こっていたのか。夕立やその他大勢の艦娘たちは、人型をしており一見、生身の人間と同じように見えるが、工廠からの音は、生身の人間に対する音ではなく、実は夕立(と他の艦娘も)は外見は人間ぽく見えるが、中身はしっかり軍艦だったり…とか。

そして、「改二」っていったい何だ?

一見生身の夕立が改二になるって、どういうことなのだ?

私は脱皮でもするのかと思ったら、そうでもない。…というか、改二になるその現場は、隠されていたわけで。誰か手伝いがいた感じでもなかったし、やはり脱皮だったか?

次は、吹雪に「改になれ」だと?「なれ」とはどういうことだ。「改」なれるように練度を上げろということか。

つまり、だ。

艦これアニメは、世界観が分からなすぎる。

アニメの中の艦娘って、実体としては何なのか。

何というか、ゲームの要素を、これでもか、とぶち込んだ結果、人間ぽい何か、軍艦ぽい何か、妖精ぽい何か、などの不確定な要素が入り乱れて、訳が分からなくなっているのではなかろうか。

まさか、10話目では、家具職人が現れて、崩壊した鎮守府を建て直すとか…

兎にも角にも、だ。艦これアニメは、近年稀にみる「カオスアニメ」であることは、もはや疑いようもない。

それでも何だかんだで(深く考えなければ)それなりに面白いから、毎回楽しみにしているのであるが。