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私は何も考えない

人生詰んでるオヤジが、どうでもいいこと、いい加減なこと、つまらないこと、くだらないこと…を書き連ねるブログです。

昨日は、都内でも雪が降った。

ただ、朝出かけるときに、自宅のあたりではいい感じで雪が降っていたが、私が職場に着く頃には霙(というか、ほぼ雨)になってしまっていた。ちょっとがっかり。やはり都下と都心とでは気温が違うのであろう。

生まれ育ったのが北海道だということもあるのだろうが、雪が降っている情景を見ると、心が落ち着く。降りが激しくなってくると特に。雪が降り積もって一面の雪景色というのもいい。

子供の頃、具体的には小学1年から3年までいたところは、少しばかり山奥であり、いわゆる豪雪地帯だったのだ。積雪はだいたい2mくらいになる。平屋の屋根まで梯子無しで登れる積雪である。

また、雪を積まなくてもカマクラじみたものが作れてしまう。

積もった雪に人が入れるくらいの横穴を掘って、中に入ると、陽の光が雪の壁から漏れてくるわけだが、雪壁にぼんやりと薄紫色に光る部分があったりする。子供心には、不思議だったし、綺麗だなと思ったりもした。

その地域は豪雪地帯でもあったので、もちろん、吹雪の日もあった。

東側に、1300m級の山が二峰あって、この山側から風邪が吹き下ろしてくるようなときに、特に猛烈な吹雪になる。

この、山側から風邪が吹き下ろすことを、「ヤマセ」と呼んでいた。

夜中にヤマセになり、吹雪いてくると、特にひどい吹雪の時は山が鳴るのだ、本当に。暗闇の中、ごぅーっと山が鳴る。外はひどい吹雪。朝になると積雪がごそっと増えている。

もちろん、昼間だって吹雪になる。ひどいときは、360°どこを見ても真っ白、いわゆるホワイトアウトの状態となるわけだ。この場合、例えば掌を目と10cmくらいのところに近づけても、全く何も見えない。本当に見えないのだ。

そういうひどい吹雪の日は、学校も集団下校、高学年の生徒や先生を戦闘に、数人が一塊となり雪の中を漕いで歩く。

もちろん、いつもそんなに吹雪いているわけではない。

並の降りのときに外に出て、手袋の掌を上にむけて雪を受ける。すると、雪の結晶が肉眼で見えるのだな。寒いからだと思うが、結晶が直径5mmくらいに成長していて、はっきりと形が見える。

 

まぁ、何だ。

子供の頃の、しかもたった3年間という短い期間ではあったが、そのような土地に住み、そのような体験をしたことは、貴重であり、一生忘れることのできないものだ。

だから、私の原風景は、雪が降りしきっている風景、これなのだ。

東京で吹雪だとか言うことがあるが、あれは吹雪ではない。雪の多い地域の人は皆そう思っていることだろう。

でも、その光景は、妙に心を落ち着かせる。

 

 

八甲田山死の彷徨

八甲田山死の彷徨

 

 

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