私が「けものフレンズ」にハマったワケ
先日、「けものフレンズ」公式ガイドブック第6巻が届いたので、「けもフレ」祭りをしようと画策していのだが、結局2話ずつしか観れず、少々がっかりしていたりするわけだが。
それはそれとして、私は、「けもフレ」を第1話から観て、そして第1話でハマってしまった訳なのだが、それには明確な理由がある。
第1話の冒頭は、上空からのこんな画面で、
直後、平面視点でのこんな画面に転換する。
そして、あの音楽。
そもそも、ジャングルやサバンナを舞台としたアニメは少ないと思うのだが、上のオープニングを観てまずイメージしたのが、手塚治虫原作、虫プロダクション制作の名作アニメ[ジャングル大帝」のオープニングである。
この1965年制作のTVアニメのOPは、さながら1本の映画を観ているようで、冨田勲氏の手による楽曲と併せて、日本のアニメ史上に残るべき最上のOPであると、私は信じて疑わない。
私にとって、TVアニメ「けものフレンズ」第1話の冒頭は、このOPを彷彿とさせるものであった。
その映像のスケール感は、ゆったりとした時間の流れを感じさせるBGMと共に、私を「けものフレンズ」の世界に引きずり込むのに必要十分なものであった。
そういう意味では、この「けものフレンズ」という作品は、美術の力、音楽の力を見せつけられた作品でもあった。
そして、第1話の随所に現れる、かつて「ヒト」がこの世界にいたことを示す指標、そして、サーバルが(一見、五本の指を持つように描写されているのに関わらず)ジャバリパークの案内図のケースを開けられない描写により、この作品の世界観が提示される。
巧みな構成だと思った。
ちなみに、自分としては、第11話、第12話を除くと、第6話「へいげん」と第8話「ぺぱぷらいぶ」が好みだったりするのである。
特に第6話のライオンの「すっとぼけた知将ぶり」が何とも良い。ヘラジカもね。最後のアレ、絶対分かって言ってるよな。
第8話「ぺぱぷらいぶ」は、全体のストーリーとしては傍流的な回ではあるし、ある意味ベタな展開だが、それがいい。
ともあれ、第2期、期待である。
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