ガールズ&パンツァー劇場版、やっと観れた(多少ネタバレあり)
ガールズ&パンツァー劇場版、公開2週間目にしてやっと観ることができた。
新宿バルト9、21:35からの回。館内、人はまばら。公開2週間目、平日の夜だとこんなものかな。
ともあれ、見終わった直後の感想は、「兎にも角にも、爽快、痛快な映画であった」ということ。
映画は、大まかには前半、中盤、後半の3部構成で、前半と後半がそれぞれ試合。
前半は、エキシビションマッチということで、大洗女子学園+知波単学園の混成チームと、聖グロリアーナ女学院+プラウダ高校の混成チームとの対戦。映画館の大画面、大音響と相まって、これはこれで中々迫力があったのだが。
後半を観てぶっ飛んだ。
戦車が空を飛び、水面で三段切りをし、あまつさえ、ジェットコースターの軌道を滑走する!…もうね、何度、声を上げて笑い出しそうになったことか。そのうちBD化されたら買って観るだろうけど、そのときはゲラゲラ笑うだろうなきっと。それはとても幸せな時間なのだ。
まるでハリウッドのSFアクションものか、はたまたマッドマックスか。というか、後半の戦車が飛び交うwシーンを見てマッドマックスを思い浮かべた人は多いと思う。
当然、「戦車が空を飛ぶかーッ!」とか、「水面三段切りをするかーッ!」とか突っ込みたくて仕方ない人もいるだろう。しかし、それを言ってしまったら、「戦車道」や「学園艦」など、作品の前提となる世界観がすでにアレなので、「これはこういうものなのだ、楽しんだもの勝ち!」とするのが正解。
戦車が飛び交うようなシーンは、昔のアニメなどでもあっただろうけど、本作のような高精度のCGで、リアルな大音響を伴ってそれを表現されると、やはり圧巻なのである。これが技術の発達というやつなのである。
…と、戦闘シーンばかりに注目してしまったが、中盤の生徒会長がいろいろ駆けまわるシーンというのも、結構見応えがあったり。生徒会長、なかなかにしたたかであります。
というわけで、見に行った甲斐は、十分すぎるくらい、ありました。
ちなみに、来場特典のミニ色紙はダージリンとケイでした。これは第1週目の特典だけど、まだ残ってたんだな。意外と動員は少なかったか??
余談だが、生徒会長のCVの福圓さん、ストライクウィッチーズの宮藤を始めとして結構活躍され、声質もほんの少しハスキーがかったいい声していて、演技もかなりなものだと思うのだが、余り話題にならない。なぜなのだろう。
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