私は何も考えない

人生詰んでるオヤジが、どうでもいいこと、いい加減なこと、つまらないこと、くだらないこと…を書き連ねるブログです。

人生において失敗したなと思った2つのこと

いや勿論、2つどころではないですが、今までの人生での失敗は。

そんな数多くの失敗の中から、特に、現在の仕事などに直結する失敗といえば、

  1. 大学の専攻として物理科を選んでしまったこと。
  2. C言語を真面目に勉強しなかったこと。

この2つに尽きる。

 

まず「1.物理科を選択してしまった」件。

私は、割と子供の頃から電気なものが好きで、マイキット電子ブロックを弄り倒し、初歩のラジオとかその手の雑誌を読み倒し、使い途もないような回路を自作したり、アマチュア無線の免許を取得したりもした。

そんな中、高校の頃、ブルーバックスという新書のシリーズの相対性理論を扱った本(多分「相対性理論の世界―はじめて学ぶ人のために 」だと思われる)にハマってしまい、物理を重点的に勉強し始める。ここで、今はどうか知らんが、当時の高校物理は、あるコツを掴んてしまえば割と簡単に高得点を取得できた。そんなわけで、「自分は物理が得意」と勘違いしてしまった。ここが罠。

大学の入試も、共通一次試験(今でいうセンター試験?)でそこそこ高得点を取れてしまったことと、「自分は物理が得意なんだから、当然、物理科だろう」ということで物理科を選択(電気工学科よりも物理科の方が若干、共通一次試験の平均得点が高かった)、そして合格してしまう。

大学の物理は、それまでの生ぬるい受験物理とは大違いで、数学が基礎になる。つまり、物理を表現するには数式が必要であり、数学の能力が必要なのである。高校数学くらいなら何とかなっていたが、電磁気学の講義で、黒板3枚分に亘って次々と数式を書きまくられ、完全に萎えた。根性無かったなぁ…

以降、何とかして大学を卒業して就職するわけだが、そこでも物理科が災い(?)して材料系に。もっとも、電気の実績が無いのに電気系に行けるはずもなかったが。

仕事は、最初の3年くらいは、目新しさもあって一生懸命であったが、やはり興味を持つことができず、5年ほどで退職。その後、理系と文系の中間やや理系寄りくらいの職に就き、現在に至る。

いま思えば、入試学科を決める際に、何故もっと真剣に考えなかったのか、悔やまれる。共通一次試験でちょっと良い点取ったからって浮かれずに、電気工学科を受けるべきであった。いまさら遅いが。

 

次に「2.C言語を真面目に勉強しなかった」件。

私が学生~就職したてのころは、PCは、8ビット機から16ビット機への移行期で、学生時代はほぼ8ビット機、言語はBasic、気の利いた人はアセンブラマシン語を使っていた。私が所属していたゼミには、当時高価だった16ビット機(PC9801Uだったか)が導入されていた。

会社員になってからは、16ビットマシン、NECの98シリーズが主流となり、仕事用のちょっとしたプログラムは、いわゆるN88Basicで組まれていた。私は、N88Basicと、実験室に配備されていたHP製のコンピュータに付属のHP Basicという構造化Basicとを使ったりして、その後、Quick Basicに移行。自分のいた部署では、他に、FortranPascalなどが使われていたようだ。

この時期、会社で、C言語講座が開かれて、私の所属する部署でも、私を含め何人かが参加した。当時は、確かC+とかC++とか無くて、ツールBorlandのTurbo Cだったと思った。

講座は、いわゆる"Hello World"から始まって、何かのソートプログラムを組むところまで、講座終了時にツールは回収。

コードを書いて動かすところまでは、どうということ無くこなせたけれど、当時はC言語を使う意味がよく分かっていなかった。講座でもそういった説明は、余り無かったと思う。なので、ツールも回収されてしまったし、開発環境が手元に無くなった時点で、C言語からは離れた。この時点の自分(今もそうかもしれないが)には先見の明が無かったのだな。

 その後、Visual Basicなどを入手するも、オブジェクト指向プログラミングがよく理解できずに、ちょっといじって放置、C++は個人が一から始めるには敷居が高すぎて戦う前に負ける。

…なんだかこうして振り返ると、ダメダメですなw

そうそう、何でC言語を真面目に勉強しなかったことを悔やむかというと、私には、最近の言語(Java, JavaScript, PHP, etc...)の記法がC言語の文法をベースにしているように見え、C言語の文法を知らずにこれらの解説書を読んでも、前提となるところが分かっていないため、先に進めないというのがある。

これだけIT系の記事が氾濫していて、自分がそれに対して入り口にすら立っていないというのは、つまらないではないかと。まぁ、記事に書かれているような内容は、それなりに高いスキルが必要なことは明白で、例え入り口に立てたとしても、そこから到達するのは至難であろうことは容易に想像がつきますが。

でも、先の進路の話とは違って、プログラミング言語の習得は、今からでも可能なわけで。

面白そうなサイトを見つけた。これはいいものなのだろうか?

 

…とまぁ、個人の愚痴話でした。読んでくれた人、お疲れ様でした&ありがとうございました。

 

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