私は何も考えない

人生詰んでるオヤジが、どうでもいいこと、いい加減なこと、つまらないこと、くだらないこと…を書き連ねるブログです。

ASUS CP-3130 グラフィックボード増設

TVが薄型・大型タイプが主流になって久しいが、我が家のTVも当然のことのように、SHARP AQUOSの42型のモデルであったりする。

これはPCのディスプレイとしても使用可能であって、Windows Vista()をOSとして搭載したAcer Power 1000というマシンが接続されていたのだが、これが、今となっては非力極まりないマシンであって、動作がとにかく重く、ブラウザゲームの「艦こ」れすらまともにプレイできない(ここ、重要)。いやプレイそのものはできるのだが、音声の再生とか戦闘に異様に時間が掛かるとか色々問題があった。

 

そこで、昨年末にTV用PCを新規購入。ASUSCP-3130というモデル。実際に購入したのは、CP-3130 JP007というモデルで、i5-3470Sプロセッサ搭載、販売店仕様ではメモリ16GB、HDD 1TB、Windows 8搭載で6万円台という、大変コストパフォーマンスに優れたマシンである。

 

で、ここからが本題。

上記TVには、もちろんBlu-rayレコーダも接続されているわけだが、このレコーダがシングルチューナモデルであり、仕様的に、Blu-ray仕様で録画中は、市販BDを再生できないのだな。

深夜アニメを大量に録画予約していると、深夜帯は予約の録画でレコーダのスケジュールが埋まってしまい、結果的に、夜は家でBDを視聴できないという事態に陥る。

そういうわけで、TVに接続されたPCでBDを再生しようという発想になるわけだが、ここで問題が。

私の購入したCP-3130は、Blu-rayの再生ができないのだ。正確には、(1)ドライブがBlu-rayに対応していない。(2)内蔵のグラフィックチップがHDCPに対応していない。

これらのうち、(1)は、外付けのドライブを購入することで解決。

 

問題は(2)。

これは完全に盲点だった。解決策としては、ハードウェア的にグラフィックボードを増設するしか無い。

しかしながら、本体のPCの電源容量が200Wなので、対応するグラフィックボードが極めて少ない。また、形状も、ロープロファイル対応が必須である。

いま現在、世間に出回っているグラフィックボードは、ほとんどが推奨電源300W以上であって、電源容量200Wで使用可能か否かは微妙である。また、ロープロファイルといっても、グラフィックボードの中には内部で2スロット分のスペース(厚み)を必要とする製品も結構多い。CP-3130は、内部にきっちり1スロット分の空きしか無いので、こういうタイプは使えない。

 

そんな中で見つけたのが、玄人志向の「GF-GT520-LE1GH」というモデル。

これを購入した店において、この製品だけ推奨電源容量の記載がなかったわけだが、店員に質問すると、消費電力は26Wであるとのこと。これが推奨電源容量の何Wに相当するかは、正直、分からなかったが、現状で、HDCPに対応且つこれ以上消費電力の少ないグラフィックボードもなかろうとうことで、購入。店舗価格で4,500円程度。

 

ハードウェア的な取り付け自体は問題なく完了。

ただ、筐体を縦置きにすると、グラフィックボードのFANの排熱が下向きになるのが少々気にかかる。

 

PCを起動させる際に、UEFIドライブをサポートしてないから、セッティングせよ、とのメッセージが表示されたので、F1押してBIOS画面へ。BIOS画面では起動ドライブをUEFIドライブに設定し、その後、Windowsは問題なく起動。

BD再生アプリは、外付けドライブを購入した際に添付のものがあったはずだが、ディスクが見つからず(;_;)

仕方がないのでサイバーリンク PowerDVD 14 Ultra体験版をDL、手持ちのBDを再生してみる。

再生自体は何の問題もなく、画質、音質共に非常に良好。

ただし、まだ10分程度の再生時間なので、長時間再生した場合にどうなるか、は今後の検証を必要とすると思われる。

また、FPSなどのリアルタイム性が重要な3Dゲームをプレイする場合にどうなるか、は、私がFPSをプレイしないので、よく分からない。

 

結果的には、CP-3130でBDを再生するために、Blu-ray対応ディスクドライブとグラフィックボードを追加購入することになったわけで、最初からBD再生可能な1ランク上のPCを購入した方が安かったのでは、などということは、一切考えてはいけない。