私は何も考えない

人生詰んでるオヤジが、どうでもいいこと、いい加減なこと、つまらないこと、くだらないこと…を書き連ねるブログです。

「神のみぞ知るセカイ」雑感(ネタバレあり)

少年サンデー連載中の「神のみぞ知るセカイ」について、ちょっとだけ。

この作品は、私が現在最も気に入っている漫画でもあるのです。

先日発売になったコミックス第25巻の帯に、「第26巻で完結」などと書いてあったので、連載ももう残すところ数回で完結するもよう。

第26巻で完結、というのは、長すぎず短すぎず、賢明な長さであると思うのだ。

現時点で最新話の第265話「WORLD FORTUNE」では、10年前の自分と中身が入れ替わった桂馬が、とりあえず元に戻ったように見え、待ってましたと言わんばかりに女神たちがヴィンテージに対して攻撃を仕掛け、動体巨人を倒し、ヴィンテージ達を取り押さえたりしたのですが、また、リミュエルは部下を使ってドクロウの収集したヴィンテージなどの情報をばらまいたりしたのですが、…肝心の桂馬が何かおかしい?

で、ここから妄想モード。

ま、私の妄想なんぞ当たったことがないわけで…だから妄想なのですが…

物語は最終話目前、ここは大団円となって欲しいものです。

では、どのように大団円となるか。これは正に神(作者)のみぞ知る、なのですが、カギは香織と最後に対峙した際の桂馬のセリフ「すべての人が幸せになる結末があるはずだ」「でも…見えた気がする…理想のセカイがどういうものなのか…」にあると思われる。

このまま桂馬が復活し、女神の宿主の6人の女の子と、エルシィと、ハクアと、なんやかやな生活を繰り広げるハーレムエンドも、もちろんアリかと思う。

しかし、やはり桂馬が現実世界に元のように戻ってくる展開は、考えにくい。普通に桂馬が戻ってきてしまっては、却って収集がつかなくなる気もする。

ここはやはり、桂馬にはアルティメット・桂馬となって普遍的に存在してもらうしかあるまい、…と思うのだ。

桂馬は、現代にいた6歳の桂馬の中身は、無事に10年前に戻る。しかし、10年前から戻ってきたはずの16歳の桂馬の中身は、渡航器のトラブルのせいか、元の体にうまく戻れない。

ここで、ヴィンテージ側の最終兵器となる「山よりも高い」サテュロスの兵器が女性タイプである点が、とても気になる。地獄に女性しかいないから当然こうなるのかも知れないが。

つまり、桂馬は、このサテュロスの兵器に入り込み(…いい表現を思いつかない…)、女神デメテルとなるのではないかと(桂馬が女神になる、っていうのは、ちょっと違うかな。女神を呼び出し同化するとか、そんな感じか)。そして、ユピテルの姉妹と共に、桂馬のいう「理想の世界(理想のエンディング)」を実現するのではないかと。案外、桂馬が五位堂結と入れ替わって女性化した過去が活かされたり。

この結末であれば、今まで作中に仕掛けられた数々の伏線も、上手いこと回収できるのではなかろうか。ハクアとエルシィは、ちょっと報われない気もするが…

…と、まぁ、色々妄想したわけだが、おそらくこのような結末にはならず、その上を行くラストとなることであろう。それもあと少しで判明するわけだ、楽しみのような、ちょっと寂しいような。

そうそう、桂馬と二階堂(ドクロウ)との再会シーンも見たいかな。